学習塾の賠償責任を問われるリスク

  • 教育・学習支援業
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塾総合保険

文部科学省「平成28年度子供の学習費調査」によると、小学校(公立)で4割弱、小学校(私立)で7割弱と幼いころから学習塾に通う子供が増えています。

しかし、幼い子供は誰もが最初は“自分中心”の世界で生きています。相手へ迷惑をかけないようにと思いやる気持ちや、相手の立場に立って考えることは成長の過程で覚えることです。
そのような成長過程にある子供が、他の児童・生徒の所有物を壊してしまったり、学習塾内で駆け回ってしまい、置いてあるものにつまづいて転んでしまうなど、幼いがゆえの事故は往々にして起きてしまいます。

このような、塾の管理下における事故が起き、塾の児童・生徒または監督義務者である塾の先生や運営会社が責任を問われてしまった場合、塾総合保険にてカバーすることができます。

塾総合保険は、主に2つの賠償補償から成り立っています。

塾賠償責任保険

塾の施設の欠陥や、塾の内外で行われる業務の遂行に起因する対人・対物事故について、被保険者である塾(またはその経営者)が法律上の賠償責任を負担することによって被る損害に対して、保険金をお支払いする補償です。

例)「塾の廊下が濡れており、生徒が滑って転んでしまった」、「自動ドアの故障により、生徒がケガをした」等の事故により、保護者から監督責任を問われ、賠償請求をされた。

塾生徒賠償責任保険

塾の管理下における児童・生徒の行為に起因する対人・対物事故について、被保険者である塾の生徒またはその監督義務者が、法律上の賠償責任を負担することによって被る損害に対して、保険金をお支払いする補償です。

例)生徒がほかの生徒にケガをさせた。
  生徒が誤って他の生徒の所有物を壊した。

上記補償内容に加え、オプションで入院保険金や通院保険金等の傷害保険を付帯することもできます。

また、商品の主な名称は塾総合保険ですが、塾だけではなく音楽教室や算盤教室、書道教室や絵画教室でもご検討が可能です。

保険料は、「児童・生徒数」と補償プランにより異なりますので、ご検討を希望する場合は一度ご相談ください。

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